ノイローゼ対策ガイド TOP → ノイローゼの治療法 神経症と精神病の違い

神経症と精神病の違い

神経症と精神病が違うというのには、それなりのわけがあります。まず神経症というのは、例えば高所恐怖症であるとか、あからさまに「何か」に対して怯えているとか、自他共に認めることが出来る状態のことを言います。他にも強迫性障害・パニック障害などというように、他者が神経症の症状を理解できるものを神経症と呼ぶのです。

反面、精神病というのは患者自身の精神を基準として起こっているため、他者からすれば全く解りません。患者が偽りを述べている可能性を除外するとしても、どういう理由(もしくは理屈)で患者が精神病になってしまっているのか解らないため、この点が神経症とは違うと言えるのです。

精神病で厄介なのは、患者がどれほど現実を認識しているのか曖昧なところです。いわゆる妄想状態に陥ってしまった方だと、一般の定義が通用しないこともあります。かと思えば、現実的なことを質問すると「それは当たり前でしょう」などと返されることもあり、対応する相手はしばしば混乱してしまうことがあります。とはいっても、現実にありえないようなことを連発されることもありますので、精神病であるかどうかを見分けること事態は、それほど難しくないかもしれません。

神経症に陥った方は自覚症状があり、逆に精神病となってしまった方は自覚症状の無いことが大半です。現実と妄想の境界がはっきりしているかどうかが、神経症と精神病を分かつ大きなラインと言えるでしょう。

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